人生

「問い」を生きる人になる 〜変容を“一過性のイベント”から“日常の体質”へと変えるために〜

なぜ、あれほど確かな「気づき」が、日常の中で霧のように消えてしまうのか?

セッションやセミナー、深い対話の場で、「これだ」と、心の底から思えるような、鮮烈な気づきに出会うことがあります。あの瞬間、世界が新しい光に照らされ、自分の内側で何かが確かに変わったと感じる。

しかし、その場を離れ、いつもの日常に戻った途端、あれほど確かだったはずの感覚が、日々のタスク、溢れる情報、そしてこれまで通りの人間関係の中に飲み込まれ、まるで夢であったかのように、その輪郭が急速に薄れていってしまう。そして気づけば、「あの気づきは、一体どこへ行ってしまったのだろう?」と、再び元の場所で途方に暮れている自分自身がいる。この、多くの人が経験するであろう、もどかしくも切実な現象。私はこれを、私たちが無意識のうちに「“問い”を、ただの知識や情報として“消費”してしまっている構造」から生まれるものだと考えています。

続きを読む

同じ景色、違う自分。日常を豊かに「生き直す」視点

■ はじめに:「変わった私」と「変わらない世界」の間で

内なる探究の「旅」がひと段落つくと、しばしば不思議な感覚に包まれることがあります。

「確かに、何かが変わった気がする」

「けれど、目の前の世界は、昨日までと何も変わっていないように見える」

そんなふうに、変化したはずの自分と、以前と同じように流れていく日常との間に、少しだけ取り残されたような、あるいは静かなズレを感じるような感覚。

朝、いつものようにコーヒーを淹れ、娘を保育園へと送っていき、オンラインで打ち合わせをし、資料をまとめ、夜が来る。目に映る景色そのものは、特別な旅に出る前と、ほとんど何も変わらないように見えるのです。

でも、確かな実感として、私の内側は、以前とは確かに違っている。このギャップを、私たちはどう捉え、どう生きていけば良いのでしょうか。

続きを読む

旅の途中で出会う“本当の敵”とは? 〜内なる葛藤と向き合い、力に変えるプロセス〜

■ はじめに:「きっと変われる」と信じて踏み出した道、その先に待つもの

新しい挑戦を決意し、「旅」に出ると決めたとき。私たちの心のどこかには、こんな期待が灯っているのではないでしょうか。

「この道を進んでいけば、きっと何かが変わるはずだ」 「この試練を越えた先に、新しい世界が広がっているに違いない」

そして実際に、日常の中にあった小さな違和感に気づき、勇気を出して一歩を踏み出しただけでも、見える景色は確かに変わり始めます。

けれど——その道行きは、常に順風満帆な航海とは限りません。 歩みを進める中で、私たちは必ずと言っていいほど、ある種の壁、あるいは深い霧のようなものに直面するのです。

進むことに、ふと意味が見えなくなる瞬間。 あるいは、他の誰でもない、自分自身の内なる声が、最大の敵のように感じられる瞬間が。

続きを読む

人生の意味が見えてくる「英雄の旅」的思考とは?

■ はじめに:静かな日常と、「旅立ちへの呼び声」

以前の記事で、「人生は英雄の旅のような構造を持っているのかもしれない」というお話をしました。慣れ親しんだ日常から未知へと一歩を踏み出し、試練を乗り越え、何か大切なものを得て再び日常へと帰還する——。それは、特別な英雄だけの物語ではなく、私たちの誰もが、人生の様々な局面で経験しうる普遍的なパターンなのではないでしょうか。

今日は、その物語の「始まり」、つまり“次なる旅への入り口”は、一体どこに隠されていて、私たちはどうすればそれに気づくことができるのか、というテーマについて、もう少し深く探求してみたいと思います。

続きを読む

停滞感? それは次なる旅の始まり。「英雄の旅」に学ぶ人生サイクル

■ はじめに:波のない湖のような日々と、心のささやき

最近、とても静かな日常を送っています。

朝、いつもの時間に目覚め、娘を保育園に送り届け、予定された打ち合わせをこなし、資料を作成し、夜にはオンラインでの講座に臨む。まるで穏やかな湖面のように、大きな波風もなく、同じような日々が淡々と過ぎていく感覚があります。

「何かが止まっているような気がする」「このままで、本当に良いのだろうか?」と、内なる声が静かに問いかけてくる。あなたにも、そんな経験はありませんか?

続きを読む

人生の課題は何度も何度もループする

こんにちは、TOSHIです。

人生で起こってくる課題は
何度も同じことが起こってくるし
ループする……

そう思いませんか?

私は社会人になってからの会社員時代に
3回同じような状況で退職しています。
3回とも「うつ」になって退職です。

続きを読む