鈴木英明(TOSHI)。人生&ビジネス濃縮ナビゲーター。
ビジネスコンサルタント・コーチとして11年間、何百人もの経営者・リーダーの変化に伴走してきました。売上の壁を突き破った人、長年の孤独から抜け出した人、10年かけてようやく自分のビジネスを手にした人——そういった変化の瞬間を、ずっと間近で目撃し続けてきました。
その経験を通じて、一つのことが確信になっています。ビジネスの問題は、ほとんどの場合、ビジネスだけを見ていても解けない、ということです。数字の裏には意思決定があり、意思決定の裏には価値観があり、価値観の裏には「どう生きたいか」という問いがある。私はいつも、その両方を行き来しながら伴走しています。
このブログは、その11年間で見えてきたことを書く場所です。ビジネスの設計、対話の力、AI時代の働き方——テーマは広いですが、根っこにあるのはいつも同じ問いです。あなたは今、自分のビジネスを通じて、何を表現しようとしていますか?
1. あなたは今、仕事に意義を感じていますか?
「やればできる」とわかっている。でも、どうしてもやる気が起きない。やったとして、その結果を手にしたところで、一体何が残るのか。そんな問いが頭をよぎったことはないでしょうか。
私はかつて、まさにそういう状態にありました。
2. 燃え尽きていた、あの頃
コンサルタント・コンテンツホルダーとして仕事をしていました。成果は出ていた。クライアントもいた。数字の上では、うまくいっていた。しかし内側は、別の状態にありました。
とにかく感情に振り回されていて、やる気が起きるかどうかが完全に気分次第でした。気分が乗らなければ何もできない。たまに気分が乗ると動ける。モチベーション次第の状態です。そもそも何をやっても充実感も実感もない。意味がないように感じていました。「これをやれば結果が出る」と分かっていても、やる気が起きない。やったところで、その結果を得たところで、一体何が残るのか。すべてが無駄なんじゃないかという感覚が、ずっとありました。
傍から見れば、うまくいっている人間でした。でも内側は、空っぽに近かった。
今思えば、典型的な燃え尽きでした。ただ走り続けることに慣れすぎて、「なぜ走っているのか」を考える余裕がなかった。いや、正確には考えることを避けていたのかもしれません。答えが出なかったとき、怖かったから。
3. 探究が、変えてくれたもの
そこで「まず自分のことをよく知ることだ」という考えに行き着きました。外側を変える前に、内側を整える。成果を追う前に、自分が何者かを知る。探究を始めたのは、そういう経緯からでした。
探究を深めていく中で、二つの大きな変化が起きました。
一つは、感情の客観視ができるようになったことです。感情に大きく振り回されることがなくなりました。感情の波自体を客観視できるようになり、「波がある」という事実に翻弄されなくなったのです。やる気や気分に左右されていた頃の自分とは、根本的に違う状態です。
もう一つは、常に問い続ける視点を持てるようになったことです。「自分が何なのか」「仕事やビジネスは何のためにやっているのか」といった、より深いところにある意義について、常に問い続ける姿勢が生まれました。表面的な答えによって駆動されるのではなく、問い続けるという姿勢を持てたことで、発想の原点が変わりました。行動の源泉そのものが変わっていったのです。
4. 11年間で確信になったこと
探究を始めた頃から、「探究講座」という対面の場を主宰してきました。経営者やビジネスパーソンと対話を重ねながら、その方の内側にあるものを一緒に言語化していくプロセスです。
11年間、何百人もの方の変化を間近で見てきた中で、一つのことが確信になっています。
ビジネスの問題は、ほとんどの場合、ビジネスだけを見ていても解けない、ということです。
数字の裏には意思決定があり、意思決定の裏には価値観があり、価値観の裏には「どう生きたいか」という問いがある。売上の壁を突き破った方、長年の孤独から抜け出した方、10年かけてようやく自分のビジネスを手にした方——変化が起きた方に共通していたのは、外側の戦略を変えたからではなく、内側の何かが変わったからでした。
5. 一緒に進んでいきたい人へ
このブログとメルマガを通じて届けたいのは、ビジネスのノウハウだけではありません。
本当はビジネスや仕事に全力投球したい。でも、そこに何らかの意義が見出せなくなってしまっている。そういう方に届けたいと思っています。それは、とてももったいないことです。一時的に見失っているだけで、それを引き出すことができれば、その人自身にとって幸せなことです。さらには、関わってくる人たちもハッピーになれる。
一緒に見つけていきたいのは、二つのことです。「あなた自身が何者なのか」ということ。そして「どこに向かっていくのか」という、その人なりの意義——確固とした軸です。
ただし、これは一度見つけて終わりというものではありません。常に問い続けること、その行為自体がある意味一つの答えであり、行き着く先なのだと思っています。問い続けていくその先に何があるのか。終わりはないのかもしれません。もしかしたらどこかに行き当たるのかもしれない。そんな果てしない旅ではありますが、ここで皆さんと一緒に進んでいきたいと思っています。


