■ はじめに:「変わった私」と「変わらない世界」の間で
内なる探究の「旅」がひと段落つくと、しばしば不思議な感覚に包まれることがあります。
「確かに、何かが変わった気がする」
「けれど、目の前の世界は、昨日までと何も変わっていないように見える」
そんなふうに、変化したはずの自分と、以前と同じように流れていく日常との間に、少しだけ取り残されたような、あるいは静かなズレを感じるような感覚。
朝、いつものようにコーヒーを淹れ、娘を保育園へと送っていき、オンラインで打ち合わせをし、資料をまとめ、夜が来る。目に映る景色そのものは、特別な旅に出る前と、ほとんど何も変わらないように見えるのです。
でも、確かな実感として、私の内側は、以前とは確かに違っている。このギャップを、私たちはどう捉え、どう生きていけば良いのでしょうか。
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