■ はじめに:「意志」で選んだはずなのに、なぜ揺れるのか
「これからは、自分の意志で生きる」
「過去の脚本ではなく、真の自己として選択していく」
これまでの探究を通して、そう心に決めたとしても。私たちの日常には、予期せぬ出来事や、内側から湧き上がる感情によって、その決意が揺らぐ瞬間が必ず訪れます。
- 信頼すると決めた相手に裏切られたように感じて、心が折れそうになる。
- 言葉を尽くして伝えたはずなのに、全く理解されず、徒労感に襲われる。
- 勇気を出して本音を表現した結果、かえって孤独を感じてしまう。
かつての私なら、そんな時「やはり自分はダメなのか」「意志が弱いのだ」と自己否定に陥っていたかもしれません。しかし、今は少し違います。私は、こうした“揺れ”や“ブレ”を、決してネガティブなものとしてだけ捉えません。むしろ、それこそが、私たちが「本気で自分の人生を生きようともがいている証拠」なのだと感じるのです。
一見すると常に強く、淀みなく進んでいるように見える人よりも、むしろ「揺れている、ブレている。けれど、その度に立ち止まり、自分自身と向き合い続けている」人の中にこそ、私は本質的な強さや、人間的な深みを見出すように感じます。
この記事では、そんな「揺れる時期」にこそ意識したい、“自らの意志を保ち、しなやかに貫くための、内なる自己メンテナンス術”について、私が日々実践している3つの視点から書いていきます。
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