ビジネスを頑張って成果を出せるようになったのにやめたくなる理由

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「もう、やめます」
夜中にAさんがチャットで
こんなメッセージを送ってきた。

Aさんは私の講座の受講生で
1年半前から参加していて
モチベーション高く
教えたことを素直に行動に移してくれて
いろいろ大変なことはあったけれど
二人三脚で一緒に乗り越えてきた。

ようやく、私が教えたビジネスで
成果が出るようになってきた。
とはいえ、まだまだほんの小さな成果だ。

「これからもっと頑張って
大きな成果を目指しましょう」
という話をしたばかりだった。

この連絡を受けたとき、
私は驚いたけれども
そんな予感がしていた。

というのも、
同じことを他の受講生からも
言われたからだ。
これでもう、今月3人目だ。

そうですか、あなたもですか、、、

「ふざけんな」とも思ったし、
「割に合わない」とも感じた。

受講料はもらっているから
決められた対価は払われているのだけど
どうしても腑に落ちない。納得できない。

夜遅くまで個別に話をしたこともあった
記事の添削をしたこともあった
気にかけてチャットを送ったこともあった
・・・どれもサービスメニューにないことだ。

私が勝手にやったこととはいえ
裏切られた気分だ。

、、、

当時の私は、アフィリエイトを教えていました。

まるで自分が被害者だと言わんばかりですが、
今ならはっきりとわかります。

当然の結果です。

「自分が本当にやりたいこと」なんて
ほとんどの人がわかっていません。

どんなに良いやり方を教えても
どんなに懸命にサポートしても
「やりたくないもの」が「やりたいもの」に
変わったりなんかしません。

ビジネスの初心者は
自分がやろうとしていることに
リアリティが持てません。

成果を出せるようになってきて初めて
「ああ、自分はこれをやるんだな」
と理解するのです。

そのときに「やりたいもの」でなかったら
全力で拒絶しますよね。

私の講座も、例外ではなかったのです。

だから、そんな不毛な悲劇を繰り返さないために
「探究」を伝えています。

それが私の「やりたいもの」なのだから。

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