利己的な欲求から始めて利他的なビジョンへ発展させる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、TOSHIです。

前回の記事では
10月の探究講座のテーマ
「人生のビジョンを創造する」
について、扱いました。

ビジョンというのは
・ワクワクするもの
・人生に推進力を与えるもの
です。

「ワクワクするビジョンがあると良い」
ということは聞いたことがあるかもしれません。

今回は「推進力を与えるもの」を
強調しています。

「推進力というのがしっくりきました!」
という参加者が多かったのが印象的でした。

では、今回はどうやって
自分自身のビジョンを見つけ出し
創造することをやっていったのか?

ビジョンというと、
崇高なものを考えがちだと思います。

「世界を平和にする」とか
「心豊かな人を増やす」とか。

こういうのは、
現実問題として、なかなかワクワクしにくい。
推進力というほどのものでもない。

だから、最初は利己的な欲望からスタートします。
根源的な欲求です。

「女にモテたい」という人もいました。
「人から認められたい」という人、
「バカにされたくない」という人、
「とにかくお金がほしい」という人、
いろいろ出ました。

こういうものが出発点です。

思い返せば、
私がビジネスを始めた最初の動機は
「お金を稼ぎたい」以上のものでも
以下のものでもありませんでした。

次に、価値観を洗い出します。
自分にとって大事にしている信念と言えます。

私は、
重視する順にこんなのが出てきました。
・精神的な豊かさ
・ユーモア、遊び心
・探究、成長
・信頼
・創造性

価値観として挙がってくるものは
「自分だけのため」というよりは
利他的だったり、「他人のためにもなる」ものが
多くなる傾向が強いです。

そして、ここまで挙げてきた
根源的な欲求を
価値観のフィルターを通して
「利他的なもの」へと発展させます。

実際に参加者から出てきたビジョンを
いくつかご紹介します。

〇悩める経営者をおもいっきり元氣にする存在であること!

〇生涯現役で周囲からずっと求められ続けるメンターである

〇創造した作品で、多くの人の心を動かし
魂の存在を気づかせる存在である

〇傷ついた魂に、誇れる生き方を示し、導く存在である

〇自分の生き方で背中を見せて、人を導く存在である

参加者は皆、すごく前向きになって
満足して帰っていきました。

利己的な根源的欲求から考え始める、
というのが珍しいアプローチで
新鮮だったのかもしれません。

もちろん、
「ビジョンのようなものを考えたことがなかった」
という人もいたので
とても良い機会になったと思います。

あなたも、ぜひビジョンを
改めて考えてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA