「あなたの強みはなんですか?」
この質問に、すらすら答えられる人は、どれくらいいるでしょうか。
ある日のコンサルティングの場で、クライアントにこの質問をしたことがあります。10年以上、同じ業界でやってきた方でした。しばらく沈黙が続いた後に出てきた言葉は「うーん、まあ、なんでもそこそこできる、ということでしょうか」というものでした。
この方が特別なわけではありません。「何のために仕事をしているんですか?」「今、一番大切にしていることはなんですか?」——どれも自分のことを問う質問でありながら、多くの方は答えに詰まります。自分のことはわかっているつもりでいる。しかし言葉にしようとすると、霧の中を手探りするような感覚になる。この体験を持つ方が、本当に多いのです。
なぜそうなるのか。そして、何が変わればよいのか。この問いに向き合い続けてきた結果として生まれたのが、「自己探究コンパス」というアプリです。今日は、このアプリを作るに至った経緯と、その背景にある考え方を書いておきたいと思います。
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