
こんにちは、TOSHIです。
「伝えたのに、伝わらない…」
そんな経験、ありますよね?
一生懸命、言葉を選んでも、
なぜか相手に届かない。
話しているのに、
どこか、すれ違っているような感覚。
「なんでこんなに誤解されるんだろう…」
そんなモヤモヤ…
抱える場面は、誰にでもあります。
伝わらないのは、
言い方の問題だけではないのかもしれません。
多くの人が、
「もっとわかりやすく伝えなきゃ」
と努力します。
もちろん、それも大切です。
でも、
本当にズレているのは、
“言葉の前”にある、
目に見えない『前提』
なのです。
★「すれ違い」を減らすための、3つの視点
① 聴くこと
相手の言葉を、
ただ「待っている」だけに
なっていないでしょうか?
自分の言いたいことばかり考えて、
相手の言葉の奥にある「想い」を、
見過ごしてはいないでしょうか?
まずは、
相手の言葉を最後まで、
心を込めて聴く。
すぐに判断したり、
アドバイスしようとしたりせず、
ただ、受け止める。
この姿勢だけでも、
信頼関係は、ぐっと深まります。
② 言葉の『意味』がズレてないか?
「頑張ってる」
「ちゃんとしてる」
「早めにやる」
…こんな言葉、
実は人によって、
捉え方が全く違います。
自分では「伝えたつもり」でも、
言葉の定義、その意味合いがズレていると、
当然、結果もズレてしまう。
大事なのは、
“相手がどう受け取っているか?”
そこに意識を向けること。
「あなたの中では、“ちゃんと”ってどういうこと?」
そう、
一歩踏み込んで聞いてみるだけで、
驚くほどコミュニケーションが
スムーズになることがあります。
③ 会話の『目的』を共有できていますか?
会話の中で、
「なんか、かみ合わないな…」
そう感じたら、
そもそも、
“目指しているゴール”が
違うのかもしれません。
たとえば…
自分は「解決策」を求めているのに、
相手はただ
「気持ちを分かってほしい」
だけかもしれない。
自分は「報告」のつもりでも、
相手は「相談」だと
思っているかもしれない。
意外と、
話す前に、
「今日、この話をする目的って何だろう?」
「この会話で、何を得たいんだろう?」
それを、
お互いに確認するだけで、
ズレを未然に防げることもあります。
★「伝える」は、スキルではなく“関係性の積み重ね”
言葉は、道具です。
でも、
その道具がうまく働くかどうかは、
「信頼」という土壌があるかどうかに
かかっています。
すれ違ったときこそ、
関係性を見つめ直すチャンス。
「なんでわかってくれないんだ!」
と相手を責めるのではなく、
「自分は、相手の魂に届く言葉で話せているだろうか?」
「この言葉の奥にある、自分の本心は何だろう?」
このように、
一度立ち止まって、
自分自身に問いかけてみてください。
追伸
言葉は、
氷山の一角。
その下に隠れている、
想い、感情、信頼…
それらを大切にすること。
それが、
本当の意味で「伝わる」
コミュニケーションの第一歩
なのでしょう。