こんにちは、TOSHIです。
私は、うつ病になって会社を辞める、
ということを3回も繰り返しました。
ストレスを溜めてしまうタイプでした。
ストレスを溜めないことが大事です。
いろんなところで言われますね。
私も、クライアントがストレスを溜めないように
「大変なことはないですか?」
「気になっていることはありませんか?」
と、気をつけるようにしてきました。
ですが、重大なことに気づいたんですね。
そういう働きかけが無駄だった
とまでは言わないですが、
あまり意味はなかったのかもしれない、、、
と反省しました。
というのは、
多くの人が自分の感情に気づかないから。
私の話で言うと、
うつ病になるまでストレスを抱えるのは、
自分がストレスを感じていないからでした。
もっと手前の段階で、
不快なこと、嫌なこと、イライラすること、
ムカつくこと、
そういう気持ちを自覚していれば
発散するなりして対処できていたはずです。
正確に言うと、
「感情に気づかないようにしていた」
ということです。これは無意識に。
専門的には【抑圧していた】というようです。
不快になんて思ってはいけない
嫌だなんて感じてはいけない
イライラしてはいけない
ムカついてはいけない
そういう信念が根本にあって
だから「いけない感情」が湧いてきたら
自分で気づく前にフタをして
閉じ込めて、無かったことにしていたのです。
そんな器用なことをするのは私だけ・・・?
そんなふうに思っていましたが、
まったくそうではなく。
ビジネスで結果を出している人でも
自分の感情に気づかない人が
多いことを知りました。
だから、突然キレたりするし
楽しそうにしていたビジネスなのに
急にやめてしまったりします。
本人が自覚していないところで
悪感情やストレスが溜まっていて
臨界点に達してしまった、ということです。
そんな場面を、
何度も何度も目にしてきましたが。
「そういうことだったのか」
と腑に落ちました。
エネルギーのある人だったら
そこからまた新しいことへ
行動を移してスタートできるのですが、
そこまでのエネルギーのない人は
そこで止まってしまうこともあります。
「自分の感情を知る」
「自分の感情を認める」
というのは、ものすごく大事です。
甘く見ずに、軽視せずに
ここに向き合うことをお勧めしたいです。
追伸
そうは言っても
「自分の感情に気づく」のは
簡単なことではありません。
私も本当に気づけるようになったのは
ほんの最近のことですし、
気づけるようになって初めて
「気づいていなかった」ことがわかるのです。
だから、私がビジネスに伴走させてもらうときは
当人が気づいていないような感情まで
先回りして気づいて、当人に気づいてもらって
受け入れるサポートをする
このことを一番重視しています。