こんにちは、TOSHIです。
目の前の相手が落ち込んでいて
元気になってもらいたいと思って
励まそうとする場面は
誰しもあると思います。
ですが、根拠のない励ましは
「単なる気休め」ですし、
逆効果になりかねません。
励ましたかったのに
さらに落ち込まれてしまっては
こっちまで落ち込んでしまいます。
では、どうするか。
一つの提案です。
私たちは、自然に
「できていないこと」や「ダメだったこと」に
意識を向けてしまいがちです。
だから、落ち込んでしまいます。
そこで
「できていること」や「良かったこと」に
目を向けてもらえると
かなり気分が変わってきます。
特に落ち込んでいるときには
必要以上に自分の欠点や失敗に
意識が向いてしまっているので、
そこから抜け出すサポートができると
良い励ましになるはずです。
良くない声掛けとしては
「何がダメだったの?」
です。
これは当人の頭の中で何度も何度も
グルグルと駆け巡っていて
そのたびに自分を否定し責めています。
「そんな中でも良かったことは何?」
これはなかなか効果的な問いかけです。
「良かったこと」に意識が向きます。
人は無意識に
質問されたことに答えようとして
答えを探し始めるからです。
もし、それでも
「何も良かったことなんてない」
となってしまったら、、、
そのときは
「そんな最悪の状態なのに
今こうして何とかやっていられるのは
何かがあるからではないの?」
と、問います。
意識的な問いかけにより
「どんな会話をするのか?」で
その人の心境が大きく変わってきます。
不思議ですが、
ちょっと考えると当然ですね。