こんにちは、TOSHIです。
9月の探究講座では
「インナーチャイルドと歪んだ防衛戦略」
というテーマを扱いました。
これもなかなか深い内容です。
こんな事例を扱いました。
太郎は、自分にとって重要なことを
妻の花子が忘れると、
毎回ひどく腹を立てる。最近も、花子が太郎の大好きなビールを
買い忘れてしまい、
太郎はそのことにものすごく怒った。花子は、
「たかがビールを買い忘れただけで、
なぜそんなに太郎が怒っているのか」
理解できず、ぼうぜんとしてしまった。しかし、太郎にとっては
ビールを買ってきてくれなかったことは、
冷静でいられないほど
重大なことだったのだ。
この背景として、、、
太郎のインナーチャイルドが
「花子がビールを買い忘れたのは、
自分のことを
ないがしろにしている(軽く見ている)からだ」
と感じたということがあります。
というのも、
太郎は子どもの頃に自分の願望を
母親に真剣に受け止めてもらえず、
そのことで心に深い傷を負っていたから。
ポイントは、太郎は
「花子に対する自分の反応」と「母親との経験」
が関連していることに気づいていない
ということにあります。
こういうことって
日常的にありふれていそうですよね。
実は、花子のほうでも
インナーチャイルドが反応してしまっている
ということがあるのですが、
それはまた次回に。