こんにちは、TOSHIです。
「本当にやりたいこと」
がやれている人は
どのくらいいるでしょうか?
そもそも
「本当にやりたいこと」とは
どんなことでしょうか?
「本当にやりたいこと」をやっていれば
時間が経つのを忘れて打ち込めて
常に満足と幸福感に満たされている……
そんなふうに思う人も多いかもしれません。
私もそう思っていたかも。
しかし、それは幻想です。
時間が経つのを忘れて
没頭していたり夢中になったりすること、
そういう経験は誰しもあるでしょうし
もしかしたら最近にもあったかもしれません。
では、それが
「あなたの本当にやりたいこと」
なのでしょうか?
おそらく、違うと思います。
私が「本来の濃縮な心」と呼ぶ
言い換えると、魂のレベルから望んだ
「本当にやりたいこと」かというと
そんなことはないと思います。
たとえば、ゲームに没頭して時間を忘れたとしても
ゲームが「本当にやりたいこと」という人は
そんなに多くはないはずです。
「本来の濃縮な心」から望んだ
魂のレベルで求めた
「本当にやりたいこと」に取り組めば、
幸福感があるのは間違いないでしょうけど、
苦悩も迷いも何もない……
というのは幻想でしかないでしょう。
「本当にやりたいこと」であるが故に
悩みや苦しみがあるのです。
理想の形を目指しつつも
それがどうしても実現できないことに
無力感を感じたり、自分に失望したり
時には現実逃避をしたくなることも
あるかもしれません。
もしかすると
「本当にやりたいこと」は
能力的に「できない」のかもしれません。
そんな現実に直面するとしたら
耐えられないかもしれない。
だからといって
「本当にやりたいこと」から
目を背け続けるのが良いわけではありません。
幻想を抱くのではなく、
直視したうえで、心から望む
「本当にやりたいこと」に向き合うこと。
その勇気が必要ではないか。
私はそう思います。