こんにちは、TOSHIです。
あるグループで
悩みや心の葛藤をシェアしたとき
「大人でも、そういう悩みがあるんですね！」
と、20代の人に言われました。
悪い意味で言われたわけではありません。
「自分のような若い人間の前で
率直に悩みや葛藤を語れるなんてすごい。
自分だったらカッコつけて言えないかも」
とも言ってくれました。
私も、昔はそう思っていました。
大人は完璧で、迷いなんてなくて
少なくとも子どもが悩むような次元で
ウジウジ悩んだりなんてしない、と。
でも、実際に自分が
「いい大人」になってみると・・・。
子どもの頃よりもむしろ
しょうもないことで悩んでいないか？
大人になると嘘をつくことが上手くなるので、
もともとはしょうもないことだったのに
なぜかハイレベルな悩みになることも。
また、自分自身に嘘をつくことも
ものすごく上手くなります。
もともとは
「それを言われたら恥ずかしい」くらいの
小さなことだったのに、
自分の中では
相手がとんでもない悪者になっていて
全力で警戒しないといけない敵として
常に悪口が浮かんできたり。
嘘や偽装が上手過ぎて
もともとの感情が何だったのか、
そんなこともわからなくなっています。
それで大事な人間関係を壊してしまったり
自己嫌悪に陥ったり、
そうやって高次元な悩みになっている。
もともとは本当にしょうもない
子どもだったらすぐにケロっとしているような
なんでもない不快感だったのに。
こういうことを探究していくと、
自分が感情に操られていることが
見えてきます。
もちろん、探究のその先には
こういった感情から自由になって
主導権を取り戻すことがあります。
