こんにちは、TOSHIです。
THE濃縮塾の大きなテーマの一つに
「行ったり来たりする」
ということがあります。
これは私自身のテーマでもあります。
これは何のことかというと、
たとえば、
現実での成果・結果と
内面的・精神的な探究や充実とは
両立させるのが難しい、
ということがあります。
現実で仕事やビジネスに打ち込んでいると
内面的なことがおろそかになりがちで
心がすさんでしまうかもしれません。
逆に、瞑想をしたりして自分と向き合って
内面的なことを深掘りしていくと
現実的な成果・結果から遠ざかりがちです。
この両方のバランスをとって
「ちょうど良い具合に」というのは
理想ではありますが、
実際には簡単ではなく、至難なのです。
それに、両方が50:50であることが
本当に良いのかどうかも疑問です。
そこで「行ったり来たり」なのです。
現実の仕事やビジネスに打ち込むときには
目一杯にフォーカスして
成果・結果を存分に出せば良い。
そういう時期があって良いのです。
それをしっかり自分自身で認識していて
「振り切っている」ことをわかっていれば良い。
そして、あるところまで振り切ったら、
反対方向に振る、ということです。
今度は内面的・精神的なことを探究し、
「本来の自分」と向き合って
本当に大事なことを確認したり、
心の傷を癒したりして、
また次へのエネルギーを蓄えるのです。
この「行ったり来たり」は
意識的にできることが
とてつもなく重要です。
私自身の経験で言うと、
常に現実の成果・結果ばかりにフォーカスし、
反対に振ることなんて考えることもなく、
限界にまで振り切った結果、
鬱になって強制的に反対に振られて
内面と向き合うことになりました。
今思えば、そうやってきちんと
バランスをとっていたのですね。
よくできているものだ、と思います。
渦中にいたときには
本当に苦しくてつらかったのですが。
「行ったり来たり」は
様々な分野で大事なことでしょう。
論理と直感と言ったことも
とても大事だと思っています。
別の言い方をすれば、
左脳と右脳
意識と無意識
頭と心
思考と感覚
そんなところでしょうか。
ずっと論理や思考に偏ってきたので
感覚や心に目を向けるときだ
と私は感じています。
社会で普通に生きていると、
どうしても思考優位に
なってしまいがちでしょう。
50:50でバランスを取ったようで
どちらも中途半端になってしまうよりも、
フェーズによっていずれかに振り切る、
「行ったり来たり」というのが
私のお気に入りです。