こんにちは、TOSHIです。
友人がこんなことを言っていたのを
すごく鮮明に記憶しています。
「頑張って成果を出しても
幸せになれるわけじゃなかった・・・」
彼は献身的に仕事を頑張って
他よりも圧倒的な成果を出し
会社やチームに貢献してきました。
しかし、さらなる成果を求められ
人間関係にも悩まされ、身体を壊し
鬱になって1年近く休養していたとのことです。
私も鬱を経験しているので
そのつらさがよくわかります。
彼ほどの成果は私は出せていないですが、
それなりに頑張ってきたつもりです。
それがある日、プッツンと切れてしまい……
「頑張って成果を出しても
幸せになれるわけじゃなかった・・・」
この言葉がすべてだと思います。
現在の社会に生きている私たちはほとんど
「成果を出す=幸せになる」
という価値観で染まっていますから。
私は十分な成果を出す前に
疑問に思ってしまって行動できなくなった。
彼は十分な成果を出してみて
それが真実ではないことに気づいてしまった。
それこそすべてを捧げて
命を懸けて必死に成果を求めてきた、
成果の先に「幸せ」があると信じて
全身全霊で努力してきたのに。
鬱になるのも当然です。
何を信じていいかわからなくなります。
仕事やビジネスに打ち込んで
成果・結果を出すことは
決して悪いことではありません。
当たり前ですが、必要なことです。
ですが、「それがすべて」になってしまうと
悲劇を生んでしまいます。
「成果を出す=幸せになる」
ではないのです。
この思い込みすら無意識の深くに埋め込まれ
成果・結果を脅迫的に出し続ける人もいます。
成果を出しても「まだまだ次の結果を」
結果を出しても「まだまだ次の成果を」、、、
終わりはありません。
なぜ成果に追われるのか、
「結果を出さないといけない」
と追い立てられるのか、
そこそこの成果は出しているはずなのに
「まだまだ全然」と思ってしまうのか
わからなくなっている人も多いようです。
身体か心が壊れるまで
この無限ループは続くのです。
この構造は、「そういうもの」として
あきらめるようなものではありません。
近代以降の資本主義や個人主義の
社会的な価値感からプログラムされたもの、
と言って良いかもしれません。
それは決して「あなたにとっての価値」ではなく
「他人が決めた価値」なのです。
「他人が決めた価値」に振り回される
負のループに気づき、
そこから抜け出すことが重要です。
そのための「探究」を実践する場として
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「他人が決めた価値」に振り回されず
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