こんにちは、TOSHIです。
ついに【連載13】となり、
今回で最終回です。
THE濃縮塾に参加した方たちの
悩みやモヤモヤについて
ひとつひとつシェアしてきました。
今回で最後です。
シェアしてきた悩みやモヤモヤの
全体をざっと挙げておきます。
・「自分を変えたいのに変えられない、、、」
・「『本当にやりたいこと』がやれていない、、、」
・「いくら学んでも不安がなくならない、、、」
・「本音を話せる仲間がいない、、、」
・「自分に自信がもてない、、、」
・「かつてのように頑張る気が起きない、、、」
・「自分を演じて良く見せるのに疲れた、、、」
・「『理想のお客さん』に出会えない、、、」
・「ある程度の成果は出したのに満たされない、、、」
・「このままでは後悔が残る、、、」
・「自分が本当は何をやりたいのか、わからない、、、」
・「何度も同じ問題に悩まされる、、、」
・「なんだかわからないけど、むなしい、、、」
前回の記事では
「何度も同じ問題に悩まされる、、、」
を扱いました。今回は最後の
「なんだかわからないけど、むなしい、、、」
をシェアします。
◎なんだかわからないけど、むなしい、、、
これはTHE濃縮塾参加者の、というより
私自身が何度となく、ずっと抱えてきた
悩み・モヤモヤです。
もちろん、ここでシェアしているものなので
THE濃縮塾参加者にも共感してもらえますし
「自分もそうだった」と言ってくれる方が
やはりたくさんいるのです。
「むなしさ」を初めて感じたのは
いつだったでしょうか。
小学生の頃、家の都合で転校することになり
人間関係がすべてリセットされて
友達がいなくなってしまったとき、でしょうか。
内気で人付き合いが苦手だった私が
積み上げてきたものが強制的にリセットされる
理不尽さというか、どうにもならなさというか
「またゼロからやるのか」という絶望。
「むなしい」と感じたのは
これが最初だったのかもしれません。
一番記憶に鮮明なのは、
大学に入ったときのことです。
高校時代の何もかもを犠牲にして
受験勉強だけに打ち込んで京都大学に現役合格。
入ったは良いけど、何をしたらいいのかわからない。
周囲には、自分のように頑張って
やっとのことで合格したような人ではなくて
根っからの天才で化け物のような人がゴロゴロいて。
講義はつまらなくて、何を言っているのかわからなくて。
京都の鴨川のところで
ただ流れていく水を眺めながら
春のやわらかな陽光と風を感じながら
「むなしい」と感じたのをはっきり覚えています。
塾講師をしていたとき
年度の変わり目で「むなしさ」を感じました。
担当してきた生徒たちが
卒業・進級する。
自分は異動で他校舎に移り
また新しい生徒たちを受け持つ。
これが毎年繰り返されることに
なんとも言えない「むなしさ」がありました。
そして、塾講師のときも保険代理店のときも
日々感じる「むなしさ」がありました。
毎日が、「ただ」過ぎていく……。
そんな感覚。
自分はいてもいなくても何も変わらない。
日々同じことを繰り返して
消費して、いずれ終わっていく。
そんな「むなしさ」が常にありました。
特に休みの日に。
パチンコを打っているときは
それを忘れることができたのでしょう。
終えてからもっとむなしくなることがわかっていても
休日のたびに打ちに行くのを
やめられませんでした。
自分でビジネスをするようになって
そんな「むなしさ」とは無縁になるかと思いきや、
まったくそんなことはありませんでした。
投資関係の情報発信で
やっとのことで成果を出して
「ようやくこれから!」となったとき
ふと「むなしい」と感じました。
投資のようにお金お金したジャンルから離れ
ビジネスを教えることにしたのですが、
それでも数年したら「むなしさ」に襲われました。
結局、何をやっても価値を生んでいないのではないか、
意味なんてないんじゃないか。
お金を奪っているだけではないのか。
自分がやっていることって
一体何なんだろう?
これまでやってきたことに何の意味があるんだろう?
……むなしい。
THE濃縮塾に参加した方たちの
悩みやモヤモヤを【連載】という形で
シェアしてきました。
長らくお付き合いいただき、ありがとうございます。
感想をくださった方、本当にありがとうございます。
何かの気づきや得られたものがあれば幸いです。