こんにちは、TOSHIです。
今回は【連載10】になります。
THE濃縮塾に参加した方の
悩みやモヤモヤについて
詳しくシェアしている連載を続けています。
いよいよ終盤になってきました。
今しばらく、お付き合いください。
シェアしている悩みやモヤモヤの
全体をざっと挙げておきます。
・「自分を変えたいのに変えられない、、、」
・「『本当にやりたいこと』がやれていない、、、」
・「いくら学んでも不安がなくならない、、、」
・「本音を話せる仲間がいない、、、」
・「自分に自信がもてない、、、」
・「かつてのように頑張る気が起きない、、、」
・「自分を演じて良く見せるのに疲れた、、、」
・「『理想のお客さん』に出会えない、、、」
・「ある程度の成果は出したのに満たされない、、、」
・「このままでは後悔が残る、、、」
・「自分が本当は何をやりたいのか、わからない、、、」
・「何度も同じ問題に悩まされる、、、」
・「なんだかわからないけど、むなしい、、、」
前回の記事では
「ある程度の成果は出したのに満たされない、、、」
を扱いました。今回は
「このままでは後悔が残る、、、」
をシェアしていきます。
◎このままでは後悔が残る、、、
「このままでは後悔が残ると思う」
という言葉を、よく聞きます。
THE濃縮塾に参加した方も
よく言っていました。
こう言った場合、
明確なやりたいことがあるけれども
できていないから後悔が残る
という内容の場合もあります。
この場合は、
「どうしたら、それに取り組んで
成し遂げていけるのか?」
と考えていけるので
悩みの種類としては、解消しやすい方です。
ところが、
明確なやりたいことがあるわけではないが、
このままでは後悔が残る
という場合もあります。
こちらの方が、圧倒的に多い印象です。
「今のままではいけない」
という内側からの訴えなのかもしれません。
でも、何をすればいいのかわからない。
何かを変えないといけない。
しかし、どう変えればいいのかわからない。
わかるのは、
「今のままでは後悔する」
という直感のみ、なのです。
これは意外かもしれませんが、
現状がうまくいっていない人よりも
一見すると順調そうな人にこそ
こういうモヤモヤが多いように思います。
周りの人に
「順調だね」「良い感じだね」と
言われれば言われるほど、
そして自分自身が
「順調なんだ」「これで良いんだ」
と思い込もうとすればするほど、
「これじゃダメだ」
という思いが強くなるかもしれません。
私自身が
「このままでは後悔が残る、、、」
と強く感じたのは
まさにそういうときでした。
順調なとき、そしてさらに順調に進んで
トントン拍子でいったとして
その先に何があるのか……
「良い未来」を想像したときに
「これは望む未来ではない」
と思ってしまうのです。
塾講師をしていたとき、
契約社員だったのですが
何度も正社員に誘っていただきました。
ありがたい話です。
が、その先を、そして先の先を描いたときに
「これでは後悔が残る」と感じて
その誘いを拒み続けていました。
結局、塾では正社員になることはありませんでした。
保険代理店に勤めていたとき、
営業成績も順調に良くなっていて
調子が良かったとき
「そろそろ店長だね」と言われて
出世・昇進を意識するようになりました。
その先のキャリアを思い描いたとき
「これでは後悔が残る」と感じました。
そこからは営業にも身が入らなくなって
成績が落ちていったのを覚えています。
起業して、
自分でビジネスをするようになってからも
そういったことが何度もありました。
本当に苦労して
なんとか情報発信ビジネスを立ち上げて
仕組みを作り、収益化し、「これから」というとき
思い描いた未来が理想と違うと感じ
失速していきました。
ちなみに、「理想の未来」が何なのか
はっきりとしたものはわからないまま
「違う」ことだけは確信があったのです。
同じことをビジネス講座をやってからも
まったく同様に感じました。
順調に拡大していて、「これから」となって
「次は億レベルの規模に!」となったときに
違和感がバリバリ襲ってきたのです。
それ以上は頑張れなくなりました。
私の場合は、「後悔が残る」というのは
今のままの仕事やビジネスをやっていて
それで貴重な人生の時間を費やしていくのは
ものすごくもったいない
という、切実な魂からの訴え
とでも言いましょうか。
「今のこの道の先には自分が望む未来はない」
明確な見通しが立ってしまうのです。
だからと言って、
「じゃあ、どこへ向かえばいいのか」
それはわからない、というわけです。