感情的になることの不安と恐怖【怒りはすべてを破壊するのでは?】

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こんにちは、TOSHIです。

恐れや不安は
人を大きく衝動的に突き動かします。

私たちは皆、
恐れや不安を感じたくないために
そこから逃れるために
必死で考え、行動している
とさえ言えるのかもしれません。

周囲の人に嫌われるのが怖いから
必死に好かれようと
愛想よく振る舞ったり、
結果を出そうと努力こともあるでしょう。

自分自身が無価値な人間ではないか
そんな不安から逃れるために
勉強や仕事に打ち込むこともあるでしょう。

日常のことです。

そして、「根源的な恐れ」があります。

いろんな恐れや不安の
根っこにある大元の恐れと言えます。

これが不安でたまらなくて
怖くて仕方がないので
そこから逃れるために努力をして
人生を築いていくことになります。

「本来の自分」とは関係なく、
ただ不安と恐怖から逃れるために。

これを仮面(ペルソナ)と
呼んだりしています。

何重にも仮面を重ねて重ねて重ねて……

だから、剥がしても剥がしても
まだまだ仮面が出てくるという。

こうやって自分自身を守ってきた
鎧のようなものを
誰もが皆まとっているのです。

今はもう、必要ないのに。

私自身のことですが、
この根源的な恐れに気づきました。

「怒りを表してはいけない」

もっと言うと「感情を出してはダメだ」という
強烈な恐れでしょうか。

感情的になったら
すべてを破壊してしまうのではないか、
だから感情的に怒るようなことを
絶対にしてはいけない。

だから、怒りを抑え
怒りなんて感じていないように
感情を抑えて生きてきました。

実際には、怒りを抑えきれずに
たまりにたまった怒りを爆発させて
それこそ取返しのつかないほどに
すべてを破壊してしまったことを
何度か経験しています。

そうだからこそ、さらに
怒りを抑えようと必死になっていました。

本当なら、怒りを感じても良いのです。

怒りをぶつけるのでもなく
怒りを抑えるのでもなく、
怒りを感じ、怒っている自分を認める。

ただ、それだけで良かったのに。

それが不安で、怖かったのですね。

ここに至ったとき
とても豊かな気持ちになれました。

探究をしてきて良かったと心底思います。

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