こんにちは、TOSHIです。
「やるべきとわかっているのにできない」
「やってはいけないとわかっているのに
やめられない(やってしまう)」
そんなことは、私たちにはよくあることでしょう。
しかし、考えてみてほしいです。
「わかっているのに」
とは言ってはいますが、
それに反する行動をしてしまうということは
【本当にはわかっていない】のでは?
やるべきと『本当にわかっていたら』
やるだろうし、
やってはいけないと『本当にわかっていたら』
やらない(やめる)だろう、
ということです。
だから、「わかっていない」のです。
シンプルなことです。
正確に言えば、
「頭ではわかって(理解して)いる」
という状態でしょう。
これは【わかっていない】のです。
腑に落ちて初めて「わかる」ことになり
行動に反映されます。
「身体に悪いから甘いものは控えないといけない」
と思いつつ、ついつい甘いものを食べてしまうのは
頭で理解しているだけで
本当の意味ではわかっていないから
食べてしまえるのです。
「来週の会議で必要な資料を
今から準備した方が良いのはわかっている」のに
取り掛かれないで先延ばしにしてしまうのは
これも頭で理解しているだけで
本当の意味ではわかっていないから
やらないのです。
ここで問題になるのは
頭でわかっていることを
どうすれば腑に落とせるのか?
ということになると思います。
これは私にとって長年の課題でしたし、
あなたにとってもそうかもしれません。
そういう本はたくさん出ていますし
「こうやったら良いよ」みたいなアドバイスも
いろいろあったりします。
が、私は正直どれもイマイチで
それこそ腑に落ちないのですが。
私が今、思っていることは
頭で理解することと
腑に落とす(本当の意味でわかる)こととは
関係ないのではないか?
ということです。
「頭でわかる」
↓
「腑に落とす」
だと、信じていたわけですが、
そうではないのではないかと。
なぜかというと、
頭ではよくわかっていない(説明できない)のに
腑に落ちていることも、わりとあるからです。
ここに理屈で理解することの限界と
直感的に感じることの可能性が
あらわれてきているように思うのです。