こんにちは、TOSHIです。
おそらく、このブログを読んでいる方には
勉強熱心な方が多いと思います。
ですが、もしかすると
「こんなに学んでいるのに
状況が良くならないのはなぜだろう?」
と感じているかもしれません。
それどころか
「あの人は自分よりも全然学んでいないのに
なぜ自分よりも結果を出すんだろう?」
なんてことも思っているかもしれません。
私はずっと思っていました。
典型は、保険代理店での営業時代でしょうか。
私は自分が販売する保険について
保障内容から条件から、いろんなことを
細かく学んで、
詳しく説明できるようにしていましたし
新しい商品が出るたびに
約款を読んだり、保険会社の研修を受けたり
学んでいました。
ところが、私なんかよりも圧倒的に
営業成績の良いAさんは
まったく学んでいません。
知っていることは少ししかなくて
いつも同じ説明をして、同じ商品を売っていました。
わからないことがあると、私に聞いてきました。
時には、説明した内容が古くて
クレームになったこともありました。
でも、私よりも比較にならないくらい
契約数も売上もあげていましたし
お客様の満足度も高かったのです。
私はその現実を受け入れることができずに
「何かが間違っている!」
とずっと思っていました。
さらには
「もっと学ばないといけない!」
と、自分の勉強に力を入れたものです。
「学ぶ」のは決して悪いことではなく
絶対に良いことです。
人は死ぬまで学び続けるのであって
自己研鑽を積まなければ、そこで終わりです。
ですが、
「何のための学びなのか?」
「その学びをどう活かすのか?」
の視点が大事です。
「何かの役に立つから学んでおこう」
ではダメなのです。
効率だけがすべてではありませんが、
ジャストインタイムの学びが重要です。
学びの対象の範囲は
学校のテスト範囲とは違って
際限のないものだからです。
とてもではないですが、
人間一人のキャパをとっくに超えています。
「今必要な学び」にフォーカスする必要があります。