学んで真似ることから探究へと脱却する

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こんにちは、TOSHIです。

学ぶことは真似ること
学ぶとは真似ぶということ

……このようなことがよく言われます。

誰かがうまくいった方法を学んで
それを実行することで再現すること。

最初の第一歩はこれがベストです。

自己流でゼロから何かを作ろうとするのは
よほどの天才でなければ難しいですし、
作れたとしても膨大な思考錯誤を要し
失敗を繰り返すので時間もコストもかかります。

だから、最初はモデリングすること
うまくいったことを正しくトレースすることが
大事だということになります。

ただし、これには限界があります。

先例を探して忠実に再現することで
同じような結果を得ることはできます。

しかし、それは独自のものではあり得ません。
オリジナルなものではないのです。

誰かが先にやっていたことを
自分も後からやる、ということです。

もちろん、それがダメなわけではないですし
ビジネスでも何でも、それで成立します。

そこに何の疑問も抱かなければ
それで良いのでしょう。

でも、私がそうだったように
一度でも疑問を持ってしまうと
真似するパターンでは永久に浮かばれなく
なってしまいます。

私は学ぶのが得意な方なので
真似て再現するパターンはどちらかというと
上手な方です。

だから、最初の一歩目はうまくいきました。

それを継続することもできました。

しかし、この成功パターンでは
自分自身を満たせなくなってしまいます。

なぜなら、
「自分がやらなくても良いのでは……?」
と思ってしまったから。

誰かがやってうまくいったことを
自分もそれに倣って再現するのであれば
自分である必要はないかもしれません。

別の人がやったところで
同じような結果にしかならないはずだからです。

「それで良いじゃないか」
と思えるのであれば、まったく問題ありません。

でも、私はそうは思えなかった。

だからこそ、探究が必要でした。

既にどこかで成されていたものを探して
忠実に学んでトレースするのではなく
ゼロから作り出す、生み出すということを。

それまでの「成功パターン」とは
まったく違うことをするので
不安だったし、おぼつかなくもありました。

油断していると、
元の「学んでトレースする」に戻りたくなります。
実際に戻っていたことが何度もありました。

探究するには勇気も必要です。

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