こんにちは、TOSHIです。
月に1度の講座をコミュニティで開催しています。
先月から「探究講座」と改名して
再スタートを切りました。
この探究講座では
「対話の場」を重視しています。
参加者同士や講師である私と
対話することに大きな価値を
そこでは置いています。
アドバイスやフィードバックなど
さまざまに言い方はあると思います。
ある参加者に対して、
他の参加者や講師がコメントする……
これはよくある場面でしょう。
「客観的な視点が得られる」
これは大きなメリットに違いありません。
しかし、残念ながら
そこでとどまってしまうことが多いと思っています。
私自身の講座でも
そこのジレンマがずっとありました。
コメントする方が
「一方的に与える」という印象です。
実際にそうでしょう。
コメントする側は、客観的な視点からの意見を
与えてあげているにすぎません。
もちろん、反対に、立場が変われば
その人も客観的な意見をもらうことができますが。
そうは言っても、なんだか
もう一つな気がして仕方がありませんでした。
対話の場面においては
コメントする側もコメントをしながら
新たな視点を得て、新しい境地に至ることも
多々あります。
コメントをされる側、コメントをする側、
その垣根なく、区別なく
お互いが等しく何かを得るのです。
そもそも、この「対話」という取り組みを
講座に取り入れていく発想自体を
参加者との対話を通じて私は得ました。
あるとき参加者の一人と
私がアドバイスやフィードバックの視点を離れて
一緒に自由に話をしていたときに
「こういう対話って良いですね」
という話が自然と出てきたのです。
それまで私の頭の中には
「対話」なんて考えや、概念すらも
まったくありませんでした。
そのときの対話によって
新しく生まれてきたものだったのです。
講座もどんどん賑わってきています。
次の探究講座ではどんな新しい発見があるのか、
私もとても楽しみにしています。