なんで相手に理解してもらえないのか?先に理解するから理解してもらえる

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こんばんは、TOSHIです。

「自分のことを理解されたい」
と人は誰もが思っているでしょう。

そして、
「なんで理解してくれないのか?」
というフラストレーションも
多かれ少なかれ誰にでもあると思います。

職場の上司や管理者の立場だったら
「なんで言うことを聞かないのか」
と悩んでいるかもしれません。

先生やコーチ、コンサル、講師だったら
「なんで言ったとおりに行動しないのか?」
とイライラしているかもしれません。

私は塾講師から保険代理店での営業、
そしてコンサルや講座運営をやってきて
ずっとコレに直面してきました。

営業・セールスでも同じです。

「なんでこんなに良い提案なのに
受け入れてもらえないんだろう?」

「なんで、あの同僚はバンバン売れて
自分は全然売れないんだろう?」

当時の自分に言ってあげたいことがあります。

「相手のことを理解しなさい」
と。

そんなことはわかっていて、
相手を理解したうえで教えているつもりだったし
十分にわかったうえで提案しているつもりだった。

……けれども、全然足らなかった。

そんなレベルの「理解」ではダメです。

表面的な話を聞いただけでは
何もわかったことにはなりません。

そもそも「相手を理解しなければ」と
思っている時点で、
相手に興味がないんだから
理解なんてできるわけがないのかもしれません。

相手のことがわかると
相手の現状に合った伝え方ができます。

現状からして無茶な話なんて
できなくもなります。

「自分が理解するから、
相手に理解してもらえる」のです。

順番が逆でした。

もちろん自分と違う人間なので
完璧に理解することはできません。

自分自身のことだって
わからないことなんてたくさんあります。

「理解する」というよりは
大事なことは「理解しようとする」ことでしょう。

自分が相手のことを理解しようとすれば
相手も自分のことを理解しようとしてくれます。

「理解しようとする」行為は
それ自体にとても大きな価値があるはずです。

だから、「自分だけ理解してもらおう」なんて
一方的に奪おうとする行為に等しいのでしょう。

自分から先に「理解しようとする」を与えるから
「理解しようとする」を返してもらえる。

「自分から先に与えるのが大事」と
いろんなところで言われていますが、

「理解する(しようとする)」ということでも
同じことなのです。

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