こんばんは、TOSHIです。
ほとんどの商売・ビジネスで
販売のためのマーケティングが必要です。
そして私たちは消費者として
多数のマーケティングメッセージに触れて
生活しています。
私たちにとって
「必要なもの」はそうそう多くはありません。
衣食住が整っていれば
必要は満たされています。
私たちは「本来は不要なもの」を買って
消費して生活していることになります。
必要ではないものを「欲しい」と思って
その欲を満たすために購入します。
そうさせるのがマーケティングです。
有名な話では、
ファッションのトレンドが既に決定されていて
計画されたものを流行らせている
ということを聞いたことがあると思います。
バレンタインデーとか
クリスマスにプレゼントを贈る、とか
そういうのも典型でしょう。
ここまでいくと規模の大きすぎる話ですが。
……何が言いたいか?
「それは本当に欲しいのでしょうか?」
「それが心から望むものなのでしょうか?」
ということです。
他人から植え付けられたものなのではないか?
皆が欲しがっているから
流されているだけではないのか?
自己啓発分野はその際たるもの
なのかもしれません。
「自分らしく生きるのが良い」と言いますが、
本当にそうなのでしょうか?
余計なお世話なのかもしれません。
「自分らしく」なんて思わなければ
悩みもなく普通に自然に生きていけたのに、
「自分らしく生きたい」と思ってしまったがために
「自分らしいってどういうこと?」
「そもそも自分とは?」
「これは自分らしいのか?」
「自分らしくない人生に意味はないんじゃないか」
とか、悩みを生んでしまったかもしれません。
もちろん、「自分らしく生きよう」のメッセージの裏には
自分らしく生きるためのセミナーとか教材とか
販売につなげる意図があるわけです。
でも、
「だから、それが悪い」
と言っているわけではありません。
マーケティングメッセージにあふれていて
何が自分の本心なのかわからない今だからこそ、
自分を見つめ直すのが良いのではないか、
ということです。
「欲しい」と思わされているだけなのか、
それとも本当に欲しいのか。
ここはかなり重要だと思いませんか?
追伸
「お前のやっていることもマーケティングじゃないのか?」
と思われたかもしれません。
はい、その通りです。
社名も「濃縮マーケティング」ですから。
だからこそ、その影響力を自覚しています。
責任を感じていますし、罪の意識もあります。
そして、「販売につなげる」以上に
少なくとも「私は正しいと信じている」ことを
発信し、お伝えするようにしています。
「売れれば良い」という思想には
私の価値観は合いません。