「やってみる」は大事だが精神論に留意せよ

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こんにちは、TOSHIです。

「やってみないとわからない」
とよく言いますし、
それは真実です。

やってもみないうちから
「できない」と決めつけてしまうのは
愚かなことでしょう。

ただ、
「ちゃんとやれていないから
できていないだけで、
ちゃんとやればできるかもしれない」
というのは危険です。

似ているようで違います。

あるチームでこんな話がありました。

インスタでの情報発信を始めて
かれこれ1年近くになります。

これといった成果はまだ出ていません。

「交代で毎日更新するようにしよう」
と決めたものの、
しばらくすると途切れてしまう
ということが何度も繰り返されました。

メンバーからは「更新がしんどい」
という声が上がってきています。

一方では、
「毎日更新できれば成果が出るはず。
毎日更新できていないので
この段階では何とも言えない」
という声もあります。

こういうことは個人でも起こりますし、
今回のように組織でも起こります。

行き着く先は精神論です。

「あの人はやる気がない」
「覚悟が足りない」
そんな話になるのです。

本当でしょうか?

個人だったら
「こんなこともできない自分はダメだ」
と自己否定につながりますし、

組織だったら
「あの人は真面目にやらない」
「自分の努力をわかってくれない」
と、分裂を生じさせていきます。

良いことにはなりません。

人には向き不向きがあります。

もちろん、何かに取り組むには
努力も必要で、それなりに覚悟も要ります。

しかし何度もトライしていて
挫折を繰り返してしまうならば
劇的にやり方を変えない限りうまくいきません。

「やってみる」は大事ですが、
それにいつまでもしがみつかないことです。

最終的な目的に到達するには
その方法だけしかないわけではないでしょう。

別の方法を「やってみる」ことが
大事になってきます。

もっとも、それ以前に
自分自身を知ること、探究することが
大前提なのですが。

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