こんにちは、TOSHIです。
前回のメールでは
「強みを知ることが圧倒的な強みだ」
ということを書きました。
これは本当にそうです。
たとえば、私自身の強みの1つは
「何にでも興味を持てること」
です。
これをどう活かすかと言えば、
クライアントや受講生の
どんな話でも傾聴して咀嚼して
自分の意見を言うことができます。
正確には、「何にでも」ではなくて
「私が関心のある人が興味を持っていることには
何でも興味を持てること」
なのですが。
要するに、クライアントや受講生が
興味を持っていることには
私も興味を持てる、ということになります。
だから、どんな話も聞けるし
それにじっくり耳を傾けられるし
さらに意見を言うこともできる。
これは我ながら、すごいことです。
普通なら、自分の興味のない分野や話題だと
話を聞いているだけで苦痛でしょう。
「仕事だ」と割り切ればできるかもしれませんが
楽しい仕事ではなくなってしまいます。
ですが、私は楽しいのです。
興味のなかった分野のことが知れて、
またその話を通して相手のことを深く理解できて
それがすごく満たされる体験なのです。
先ほど「すごいこと」と言いましたが、
それを認めることは、長らくできませんでした。
自分の強みを強みとして
認めることができないのです。
「なんでそんなに、どんな話題でも扱えて
さらに意見まで言えるのですか?」
と、いろんな人に言われ
「すごいですね!」
と持ち上げられても
そんなのは私にとっては当たり前なので
取り立てて「すごいこと」とは思えなかったのです。
ですが、さすがに
教える仕事をやってきて
しかもいろんな人の悩みを聞いて
アドバイスをさせてもらっていれば、
それが特殊で
「他人がなかなかできないこと」
だということがわかります。
できたとしても、楽しんでやれたり
いちいち満たされているなんてことは
まず滅多にないでしょう。
強みを活かすには、
まずは「強みを強みとして認めること」が必要です。
これが難しいのですが。
自分の強みを一つでも認識できると
大げさではなく人生が変わります。