「成果・結果がすべて」の価値観が生む悲劇

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こんにちは、TOSHIです。

「成果を得る」ことや
「結果を出す」ことは
言うまでもなく大事なことです。

だから、
「成果・結果はいらない」なんてことは
まったく言っていませんし
言うつもりもありません。

ただ、
「成果だけを求める」とか
「結果がすべて」
みたいな考えになると
悲惨なことになります。

たとえば、私がかつて
「志望大学合格がすべて!」と
高校生活のすべてを勉強に捧げた結果
合格できて入学できたものの
自分を見失って新興宗教に入った話をしました。

カルト宗教に入信していました

それから、こんな例もあります。

ビジネス講座を始めたときは
「受講生に結果を出させることがすべて!」
でした。

だからガンガン行動してもらったし
できていなければお尻を叩いて
無理にでも行動してもらいました。

ついてこれない半分くらいの人は脱落しましたが、
ついてきた人は短期間で結果を出しました。
稼げるようになったのです。

ところが、みんな辞めてしまいました。
「これがやりたかったわけではない」
「思っていたのと違った」
「これを続けていくのは嫌だ」

あんなに「結果が出るなら何でも良い」と
言っていたにもかからわず……

他にもたくさんいろんな話がありますが、
このくらいでやめておきます。

「その結果は本当に自分が望むものなのか?」
「その成果が得られたとして次にどうなるのか?」
といったことまで
考えていないし、想定もしていないことが
大問題なのです。

そのためには自分自身を知らないといけないし、
自分と向き合って、自分との対話(内省)をする
必要があります。

普通の人はそんなことはやっていないし
どうやったらいいのかもわからないはずですが。

「本当に得たい成果・結果か?」
ということは、常に自分自身に問うように
心掛けていただきたいです。

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