「寂しさ」をこじらせて勉強好きということにした話

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こんにちは、TOSHIです。

私は高校3年間全部を
受験勉強に費やし、
京都大学に現役合格できました。

これを誇りに思っていたし
自慢でもありました。

一方で、コンプレックスのようなものも
自分の中にありました。

高校時代の思い出なんて
ほとんどないし、
文化祭とか体育際とか部活とか
あったのかどうかさえ記憶が薄い……

「高校時代が一番楽しかった」
なんて話を聞くと
すごく複雑な気分になります。

学園モノの漫画やアニメを見ると
そこには自分が永遠に失ってしまった何か
があるような気にさえなることがあります。

実は、うらやましかったんですね。

高校生らしい青春を謳歌している人を見ると
「自分はあんな馬鹿とは違う」
と見下していましたが、
本当のところはうらやましかった。

自分も一緒に青春を謳歌したかった。

でも、いまさらできない……

自分を正当化して
正気に保つために、見下して
自分はさらにいっそう勉強に身を投じました。

だから、私のアイデンティティというか
自分のセルフイメージは
「勉強だけは得意」というもの。

ところが、もっとよくよく振り返ってみると
勉強もそんなに好きじゃなかったんですね。

これは驚きでした。

自己分析の賜物です。

大元をたどれば、
単に「寂しかったから」でした。

勉強ができれば注目してもらえる
ほめてもらえる
「すごいね」と言ってもらえる

そこをこじらせて、すごいことになっていました。

これを知ることが
果たして幸せなことなのか
それは定かではありませんが、

少なくとも私にとっては良かったです。

モヤモヤが晴れました。

今後にしっかりつながると確信していますし、
これに気づいてから
生きるのが楽になったように感じています。

だから、やはり自己分析をして
自分のことを根本まで掘っていくのは
意義のあることだと思います。

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