未来を思い描く力が削がれている

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こんにちは、TOSHIです。

ゴールを設定すべきだ、
明確な目標を持つべきだ、
という意見はその通りだと思います。

ゴールや目的が無いと、
ただ漫然と、どこに向かうでもなく
方向が定まらずに
やみくもに動くしかなくなります。
動けないかもしれません。

ただ、設定したゴールや目標が
どうなのか? 
ということも検討すべきでしょう。

私自身の話になって恐縮ですが、
例として話をしてみたいと思います。

大学に入るまでは
・少しでも良い成績を取ること
・優等生であること
が、私の目指すものでした。

というよりも、【すべて】でした。

志望する大学に合格して、
入学してから感じたことは
「それがマヤカシだった」ということです。

だから何? という感じです。

そこからさらに成績を上げることに
邁進する気にはなれませんでした。

というよりも、私の能力的に
学問の世界では競争できないことが
嫌というほど痛感させられたのです。

大人に褒められる「優等生」も
そんなのが通用しないことは
バイトでもしてみればすぐにわかります。

要するに、お子ちゃまだったのです。

そこからの数年間、
私は目標も指針も失って
苦しむことになりました。

この話はここでは書きませんが。

もう一つ、私の例を話すと
「稼ぐ」ということについてです。

うつ病になって会社を辞めることになって
自分でお金を得ていかないといけないときに
「とにかく稼ぐ」が第一目標でした。

「ネットで稼ぐ」とうたわれるものに
それこそ片っ端から取り組みました。

お金を得るどころか、
教材や講座にお金をつぎ込んで
借金も膨らみました。
それだけ必死だったということです。

その努力が実って
アフィリエイトで稼げるようになって
お金は得られるようにはなっても
気持ちの面で満たしてくれるものでは
ありませんでした。

ここに書いた2つの話では
どちらもその目標があったからこそ
頑張れたのだし、
「それが無駄だった」なんてことは
決してありません。

それが今に至る私の糧になり
さらに未来を作る源にもなるでしょう。

でも、それにしても
もったいなかったように感じてしまいます。

私が心から望む未来やビジョンについて
少しでも描けていて、想定できていたなら……

私たちはもしかすると
教育などを受けて育ってくる過程で
自分が心から望む未来を描く力を
削がれてしまっているのかもしれません。

その力を取り戻すことは
実はかなり大事なことなんじゃないかと
改めて思っているところです。

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